堂々完成!オモチャでリニアモーターカー発売-タカラトミー

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画像出典:AFPBB News

ついにやっちゃいました。いつかやるのではないか?と思っていたリニヤモーターカーのオモチャ版がついに完成!

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いつ発売?

タカラトミーから2015年9月に発売予定です。

その名も、

リニアライナー

 

なかなかのネーミングセンスです。

リニアモーターカーが玩具になったのは世界初。名前も付け放題です。

いくら?

価格は3万5000円(税抜)

・・・さすが世界初なだけはある価格。

 

でもこのリニアライナーは本物と同じく超伝導リニア方式

走行スピード

しかもスケール時速も本物の603kmに近い500kmを達成したそうです!!

スケール速度ですからね、実際に500km出るのではなく、本物と同じ大きさだったらと言う話です。

商品の正式名は
「リニアライナー 超伝導リニアL0系スペシャルセット」

超伝導って?

ところで超伝導って何?と思ってしまいますよね。

詳細はとても難しいので、リニアに関しての超伝導はこう覚えておきましょう。

磁石と電気で浮かせて進ませられる現象

それだけで十分でしょう。

では、タカラトミーのリニアライナーを動画でご覧ください。

超伝導リニアライナー動画

最高ですね。夢いっぱい胸いっぱいです。

自社関連会社のTOMIX(Nゲージ)の「のぞみ」をおもいっきり噛ませ犬にしているところが気になりますが。。

リニアライナー、子供に買うには高いし何よりもこれクルクル周るだけのようなので鑑賞用ですよね?つまり大人向けのオモチャ・・・・。

でも2mm浮いているのは本当にスゴイ。

仕組み

この技術についてタカラトミーは以下のように言っています。

タカラトミーが独自開発した「高速磁気センサー」技術を用い、回転式モーターや車輪、ギアといった通常駆動に必要な要素を一切排除。車両に搭載した磁石とコイル、それとレールに取り付けられた磁石との反発によって、非接触で浮上走行する

 

なるほど!でも上下に浮くのはともかく、横の壁にぶつからないのは難しくないのでしょうか?レールを見る限りでは壁は透明なだけだったようだし。

ちょっと拡大。

 

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側面拡大の図

うんっと、、えっと、、ガイドローラー・・・見なかった事にしましょう。

昔のリニアモーターカー構想

ちなみにリニアの構想が登場したのは40年も前、1970年の日本万国博覧会、通称『日本万国博』。

その時の模型がコレ。

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画像出典:どんぶらこ

 まったくもってカッコイイです。

折角なので実現されそうな本物のリニアモーターカーである山梨で試験運転中のリニア中央新幹線であるL0系(エルゼロ)はコレ。

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画像出典:WikiPedia

ん~、なんて言うか・・・今っぽいと言えばそうなのかもしれないデザインですけどね。運転席の窓がないです。もう少し動物っぽい要素が欲しいところ。

正直なところ子供の頃に思い描いていたような『夢』要素が少ない気がします。

デザインに関してはリテイクの方向でお願いします。

もう一つ前、愛知万博に展示してあったMLX01

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画像出典:WikiPedia

こちらのほうがまだ、夢っぽさがあったような。

強いて言えば、昔の教科書に乗っていた夢ワクワクのML500系

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画像出典:ピット・イン

いい感じになってきました!これなら海の底まで潜っていけそうです!

さらに昔にさかのぼってML100系

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画像出典:在りし日

これです!まさに夢そのもの!!

って、昔に行けば行くほどカッコよくなってくのは何故なんでしょうか。そんな事って色々ありますけどね。

まあ、実際に
「500km出るよ、どれ乗る?」と言われたら、
「すみません一番最新のヤツで・・・」となりそうですけど。

ともかく、こんなスゴイものをほぼ同等の仕組みで量産オモチャとして作り出してしまったタカラトミー、やっぱり出来る子でした。

どんどんがんばれ国産!

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