日本で富士山の次に高い山、御嶽山が2014年9月27日突如噴火してから早くも5日が経過。 戦後最多の被害者を出した水蒸気爆発とはどのようなものだったのでしょうか。 今回はその脅威を画像と動画を集めてみました。
その前に、水蒸気爆発の説明をしておきます。
水蒸気爆発とは
帯水層と呼ばれる山脈地中にある地下水の流れる層と、マグマとが合流して多量の水蒸気が発生、その膨大な蒸気エネルギーが圧縮され、山の噴火口のフタを破壊して一気に外に噴出すものだそうです。 今回の御嶽山の場合はマグマが噴火口から噴出したのではなく、この水蒸気による爆発だったという調査結果が出ているようです。
画像出典:asahi.com 御嶽山外観
画像出典:gigazine.net 御嶽山噴火
御嶽山の噴火1分前の噴火口 噴火直後
直後に携帯で撮影された映像 噴火口は3箇所だった ぽっかり空いた南側噴火口 屋根に巨大な噴石の跡がある。1メートル~軽トラック大の噴石が降ってきたと、逃げ延びた人たちは言っています。 火山研究家は命がけ これは別の動画になりますが、もしマグマが噴出していたら・・・と思わせる動画。それと同時に火山研究家の人たちの狂気を感じます。
今回御嶽山の噴火で亡くなられた被害者の多くの死因は噴石の直撃よるものだそうです。またノドが高温ガスで火傷されていたそうです。 また、噴火口から一番近い付近から脱出した親子の体験が綴られたFacebookが壮絶すぎて絶句するレベルでした。
救助の方々も命がけで本当に大変だと思いますが、二次災害だけは気をつけて活動して頂きたいです。 最後に、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
御嶽山の噴火で自然からしてみたら人はなんて弱い生き物なんだろうって改めて思わされた。